お茶の水大学と日本財団の共同海洋教育促進事業(全国一斉ウニの発生体験)に参加しています。
今回は別途漁師さんから仕入れたウニも使って実験をしましたが、輸送時に弱っていたようでうまくいきませんでした。また、全国一斉ウニの発生体験で送られてきた卵と精子が多かったため、水槽ウニでの受精は精子による放精・放卵の誘発実験のみとします。
今回のレポートのために、プルテウス飼育にご参加いただける方を募集しています。詳細は以下を読み進めてください。
【実験 その1】2022年2月5日(土)
関東で採集されたバフンウニにてまずは2022年2月5日(土)に受精実験をしてみました。
参加者が少なかったのと、管足の色でオスメスが判別できたので1ペアでのみ受精させ、卵割、孵化も確認できました。
残りのウニは2月16日に受精させようと思っていたのですが、輸送時にかなり弱っていたようで本日2/11に全滅しました(╥_╥)
16日には水槽飼育のものでやります。
【実験 その2】2022年2月16日(水)
- バフンウニの精子による放精放卵誘発実験
- バフンウニの受精発生実験
[ 1 ] に関してはバフンウニとその他のウニに対して、バフンウニの精子で放精放卵が誘発されるのかという実験です。実際に水槽内で異種、異目のウニが誘発されて放精したこともあり、タイミングがあえば他のウニも放精・放卵すると推測しています。
【実験 その3】2022年2月19日(土)
バフンウニの受精発生実験
今回全国一斉ウニの発生体験のレポート用にプルテウスの飼育をしたい方を募っています。受精卵(プルテウス)の代金は不要ですが、実費(770円+送料)がかかります。
きらら舎生物部は「市民科学者の育成と相互成長」を目的とし、生物の培養や飼育を通して実験をしたり、新しい発見をしたり、いろいろな工夫をしています。
今回はその中でバフンウニの発生観察とプルテウスの飼育体験をしていただきたいと思います。
最終的に、どこまで育てられたか(6腕プルテウスまでとか、稚ウニに変態した、など)と簡単な感想をメールで送っていただければ幸いです。
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