きらら舎のサカサクラゲは照明を当てずに青い色を保っています。
もともとそういうDNAのものが含まれていて、ポリプ飼育し始めた時には2種類のDNAが混ざっていたのですが、青色のほうが勝ったのでしょうか。
とりあえず、青いサカサクラゲは美しいです。
タコクラゲも小さな時には青い子がいます。サカサの青色よりもさらに濃い青色です。
しかし、大きくなるとだんだん青色が薄くなり、褐色になるそうです。
そこで、大きなタコクラゲを送ってもらいました。
彼ら(タコクラゲ)をストレス少なく飼育できる大きな水槽がないので、とりあえず、タコクラゲの体を観察することが目的でした。
弱ってくるとだんだん縮んでしまうので、本当は、このサイズのまま解剖するのが一番よくわかるのですが、やっぱりわたしは研究者には向きません。スポイトでつついてひっくり返すくらいしかできませんでした。
そこで、水槽の外から観察してみました。
よく見えないのですが、傘の中の胃腔のあたりに、ミズクラゲのようなビロビロが見えます。おそらく、これが保育嚢だと思われます。
このあたりをスポイトでこちょこちょっとして採取した水に少しですがプラヌラらしきものがいました。
タコはクラゲ仲間の少年に引き取ってもらい(大きな水槽をもっているので)、今後はこの水を維持してみたいと思います。
いつか青いタコクラゲが安定して育つようになるといいなぁという夢を抱きつつ・・・
コメントを残す