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ムシロガイを飼育している方の多く(ほとんど)は水槽の掃除やさんとして購入したものかと思われます。

 

きらら舎では、タマクラゲのポリプのために飼育しています。

タマクラゲのポリプは生きたムシロガイの殻の上でしか生きることができないのです。

ムシロガイの産卵期にタマクラゲが発生します。
ポリプで覆われていた殻の上に、クラゲ芽と呼ばれるクラゲの素みたいなものができ、成長して拍動し始めて、やがて遊離します。

タマクラゲは有性生殖をしてプラヌラが水中に泳ぎ出ます。

これに合わせて、ムシロガイの卵からベリジャー幼生が出現期して、短い浮遊生活の後、稚貝に変態して匍匐生活にはいります。そのタイミングでタマクラゲのプラヌラと貝の共生が始まるらしいといわれています。

 

タマクラゲではわざとポリプをはがして、シャーレに移植したらどうなるか、なんて実験(タマクラゲの実験)をしている中、ムシロガイが水槽内に産卵しました。

 

 

6月30日

水槽の背景に星図のポスターを貼ってあるので、見づらいのですが、白い粒粒がムシロガイの卵嚢です。

几帳面に産み付けられています。

 

少しだけ切り取ってみました。

卵は先っちょが尖った可愛い形の鞘に1つ入っています。

まだ丸いものもあれば、2つに分かれているものもあります。

卵割が進んでいると思われます。

 

数時間後・・・・・

 

 

小さな容器なので位置がずれてしまっているため、一つ一つの卵嚢の比較はできませんが、朝よりは確実に卵割が進んでいます。

 

 

7月1日

 

発見から約24時間が経過しました。

桑実胚になったようです。

あと6~7日で孵化してベリジャー幼生となって泳ぎ出すと思います。

同じタイミングで水槽にクラゲが出ていると思うので、探してみます。

 

 

7月3日

半透明は泡の塊みたいなものができました。
泡の塊の中で何かが動いています。メダカの卵で見る血流みたいな感じです。

 

倍率の高いモバイル顕微鏡で観てみました。

 

半透明の中では血流的な流れが見えます(赤くない)。

周囲にニョロニョロしたものが生えています。

時々動きを止めて、半透明部分が縮んだりします。

 

 

Categories: 生物室

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