プラナリアの実験を、5/30のサテライトカフェで行おうと思います。
プラナリアは英名です。日本語の名前は、ウズムシ。
扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目ウズムシ亜目に属する動物の総称です。
英名のPlanariaは「平たい面」を意味するラテン語planariusに由来します。
実際に観察していて、プラナリアがUターンする時、本当に薄い体なので驚きます。
ペラッペラです。
上から見たところ。
モバイル顕微鏡・・・・・つまり、タブレットのフロントカメラで撮影しました。
上の写真が背中側なら、これは腹側です。
裏からも目が見えるのは、体が薄くて透けて見えているから・・・・・・だと思います。
自分でもやってみたい!という方のために、販売もします。販売開始は5/19頃の予定です。
【飼育】
飼育温度は20℃が適切。
冷蔵庫内で温度調節ししたら13℃くらいにできたんで、真夏はそれで飼育しようかなと思っています。
実験室の小さな冷蔵庫なので、エコ運転だとそれほど冷えないのです。
それで、発泡スチロールの箱に飼育容器を入れて密封して冷蔵庫に入れちゃおうかとw
ただ、23℃くらいまでは大丈夫そうなので、クラゲメンバーが実行している「水をはったところに飼育容器をいれる」という作戦をまずは試してみます。
小さな保冷剤をいくつか凍らせておいて、溶けたら1つづつ入れるとかはどうだろう・・・・・
温度変化が大きいのもだめそうなので、販売開始までにいろいろ試してみます。
【自宅で実験】
メスかカミソリの歯をご用意ください。
実験用にはプラナリア3体とスライドグラスをお送りします。
実験予定日を決めたら10日前から絶食させます。そうしないと、プラナリアの消化液は強力なので、切断によって流れ出た自分の消化液で自分自身が溶けちゃうのです。
絶食は7~10日くらいがベストです。
さて、いよいよ、実験!
スライドグラスを冷凍庫で十分に冷やしておきます。
冷凍庫から取り出して、いったん水で洗ってくっつかないようにしてから、プラナリアを置きます。
氷の上で切断してもよいようです。
理科の授業などでは3等分します。
頭、腹、尾です。
頭からはその下が再生し、腹からは頭と尾が再生し、尾からはその上が再生する・・・はずです。
きらら舎ではもっと細かく刻んでしまおうと思っていますが、咽頭と目の前にあたる部分からは、それらが万能細胞を持たないため再生しないそうです。気を付けましょう。
頭に切れ込みを入れて2等分にすれば、2つの頭を持つプラナリアが、3等分すれば3つの頭を持つプラナリアができるという報告もあります。これも実験してみたいと思います。
【きらら舎の実験】
大き目の個体を数匹、絶食させます。
5/19くらいに第一回目の切断実験をします。
5/30のサテライトカフェで第二回目の切断実験をして、第一回目の再生状態を観察します。
この間に、時々、きらら舎バーを開催します。
LINEかツイッターのDMであらかじめご連絡ください。
カフェでは時々カフェ呑みをしていました。この時期は、実験室で呑める時はそこからZoomのご案内を送ります。
その時に、プラナリアどうした?と聞いていただければ(聞かれなくても)お見せします。
・ミジンコ
・アルテミア
・変形菌
・メダカ稚魚
・ワレカラ
・ボルボックス
・ピロキスティス
・サカサクラゲ ポリプとエフィラ
・タコクラゲ ポリプ
・ダンゴムシ
・ハマダンゴムシ
・コツブムシ
・ウニ
・カニ
・エダアシクラゲ
・カギノテクラゲ
・ネマトステラ
・プラナリア
・・・・・カエルとイモリ、犬、猫は自宅のほうにいるのでお見せできません。
コメントを残す