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きらら舎生物部のみなさんに種を送る約束をしたので、クローバーについてまとめておいてみました。

 

クローバーは畑や庭の雑草防止や土壌侵食防止によく使われます。

根粒菌で空中の窒素を固定し、土壌を肥沃化します。

・・・・・という目的ではなく、花をクラフトで使うために栽培することにしました。

タンポポも綿毛を使うために、栽培しているのと同じ目的です。

 

種は細かい丸い粒で、色がいろいろあって、ちょっと可愛いです。

クローバー/きらら舎

種は関東では春(3月初旬から4月下旬)か、秋(9月初旬から10月下旬)に行います。

今年は気温が高いので、11月末くらいでも大丈夫だと思います。

発芽適温は20℃なので、今の季節であれば種蒔き後、プランターは直射日光があたる日向に出しておくとよいかと思います(日中の最高気温が20℃に達しなくてもプランター温度は20℃を軽く超えるので)。

 

種は、鉢やプランターに種まき用の土を入れて軽くならし、その上にバラバラと蒔きます。上から1cmくらい土をふんわりとかけておきます。

種を蒔いたらたっぷりと水をやります。

種が流れないように、じょうろなどでゆっくり水やりしてください。

 

クローバー/きらら舎

温度が確保できれば数日で発芽します。

ちょっと密集させすぎたようです。

種の殻をつけた小さな芽がたくさん土から出てきました。

 

クローバー/きらら舎

葉の成長も早いです。

すぐにシロツメクサの葉の形になってきます。

 

わたしがクローバーを春に蒔かなかったのは、屋上の夏が過酷だからです。

植物の環境を考えるとき、原産地を考慮するとうまくいきます。

クローバーはアイルランドの国花です。

432年にアイルランドを訪れた司教、聖パトリックがこの三つ葉をキリスト教の三位一体を表しているとして布教活動に利用したと言われています。

三枚の葉は、父(神)と子(キリスト)と聖霊というわけです。

でも、クローバーは四葉だとさらにラッキーなはず。

夢のないことを言えば、単なる突然変異で、その確率が一万分の一と低いのでみつけたらすごいというだけの話なのですが。

三つ葉が父と子と精霊であるなら、四枚目は何?と思ったりしたので、調べてみたら、アイルランドの民俗学的な話とは全く関係なく、四枚の葉は、単純に「希望・誠実・愛情・幸運」のだそうです。

ギネスでは56枚の葉を持つクローバーがレコードされているらしいのですが、想像しても、あまり可愛い感じはしないですね。

 

今回の種の生産地はニュージーランド。

品種名はフィアというものです。

ホワイトクローバーという名前は英名で、日本名はシロツメクサ(白詰草)、学名はTrifolium repens L.。

日本名の「詰」はかつて緩衝材として詰められていたことに因ります。乾燥した花を硝子容器などの隙間に詰めていたそうです。

そして、花言葉。

一応、「幸福」とか「約束」とか書かれています。

花で冠を作って、将来の結婚を約束する子供・・・・・なんてちょっと可愛いですが、裏花言葉も存在します。

それは「復讐」。

約束が守られなかった・・・・・のでしょうか。

 

 

今蒔けば春に開花しますが、その後、夏の暑さには耐えられないと思います。

そして、また来年の秋に蒔く・・・・・一年草として栽培してみます。

 

 

Categories: 生物室

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