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今年は昨年末に骨折したので、倉庫の大掃除はお手伝いスタッフに「いろいろ分散しておかれている鉱物を1箱にまとめてカフェに持ってきてください」とお願いし、そこからセールセットをしました。
例年のようにたくさんセットもできず、倉庫救出箱は満タンのままですが、今日はエチオピアオパールを救出しました。
『鉱物のお菓子』や『鉱物せっけん』用に保管しておいたものです。
Yita Ridge,
Mezezo,
Shewa Province,
Ethiopia
エチオピアではそれまでコモンオパールと呼ばれるものしか採れませんでしたが、1993年(1994年と表記されている記録もあります)に上記の場所(原産地)で美しい遊色効果を携えたものが発見されました。
このオパールは火山起源であり、主に風化した流紋岩(正確には流紋岩からなる溶岩台地の表面近くに分布する凝灰岩の層の中)から採掘されました。
当初はロバしか通れないような道を使って数名で採掘していましたが、その価値が評価され、2005年くらいからは、オパールの世界有数の輸出国となりました。
その後、エチオピア政府はラフ(未加工)での輸出を禁止して一時は原石での流通量がかなり減りましたが、現在はエチオピア貿易省および鉱山省から、輸出を法的に認められた会社が存在します。
政府によって採掘を許可されている唯一の地元の農民や労働組合から直接供給しているのだそうです。
今回はまずは在庫の2点をアップします。
前述の会社からの買い付けも開始したので、届き次第販売していく予定です。
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1月A
透明度が高い標本です。
最後の写真が裏側なのですが、ここからの遊色効果が強いので、表面にした時に側面を黒い紙などで覆ってみるともっと色が出てくるのかもしれません。
1月B
最後の写真は裏面です。
この遊色効果を模して、『鉱物のお菓子』や『鉱物せっけん』を作りました。
アルミ缶に入れてお届けします。
以前に人工オパール入りのグラスマーブルを販売していました。
これは一番最初に販売していた大きな方(12mm)のマーブルの在庫です。
倉庫から3個、救出しました。
以下の写真はその中の1つですが、角度によって全く色が変わります。
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