メダカ誕生!【メダカの発生の観察】
まずはメダカの原種のお話
日本の原種は2種類で、キタノメダカとミナミメダカ。両種を総称してニホンメダカとかクロメダカと呼ばれることもあります。
ちなみに、一番ポピュラーなヒメダカは突然変異により、黒色素胞(黒色の色素胞)のないものができた変異型のメダカです。
黒色色素を作ることはできるのでアルビノとは区別されます。黒色色素は作れても黒色素胞がないために体表を黒くすることができないのです。アルビノは黒色の色素そのものを作れないので目は赤色をしていますが、ヒメダカの目は黒色です。
改良メダカのこと
きらら舎のワークショップでは改良メダカの卵を使っています。
改良メダカについては、賛否両論ありますが、わたしはいろいろな生物や植物が品種改良されている中の一つだと考えています。
ワークショップで使っているのは、青系、メタリック系のメダカの卵です。開催日によって種類も替わります。
違う種類を混ぜないで飼育するもよし、何度か参加して、いろいろなメダカを育てて同じ水槽やメダカビオトープに入れるもよし。
いろいろなメダカを混ぜると、見たことのない色のメダカが生まれることがあるかも!!
そんな楽しみもあります。
ただ、混ぜすぎると色などが原種に戻っていく気がするので、青系なら青系と決めたほうがよいと思います。
なお、生まれたメダカは自分の家で飼い、川や公園の池などに放流しないようにしてください。
カフェには毎週、メダカの卵があります。ご予約の際に備考欄に(備考欄が表示されない場合はメールなどで)「メダカの卵観察希望」とお書きください。
モバイル顕微鏡EGGをお持ちの方はご持参ください。
お持ちでない方へはカフェのものをお貸しします。
メダカの卵をご購入される場合は(数に限りがありますが、5個・10個単位でご購入できます)、合わせて、PSBやゾウリムシをセットします。
稚魚の餌というものもありますが、水質悪化させやすく、喰いつきはあまりよくありません。メダカの稚魚は針子と呼ばれ、本当に小さいので、最初はPSBやクロレラ、少し大きくなったらゾウリムシやブラインシュリンプ(塩抜きしてから)を与えます。
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