市民科学者の会については、「市民科学者の会 #01」をご覧ください。
さて。市民科学者の会も2回目となりました。
今回は海水がメインです。寒くなりましたので、ミズクラゲをストロビレーションさせてみることにしました。
温度刺激から約2週間ほどで変化が現れるのですが、どうしても低温で一定というと冷蔵庫の野菜室しかなかったので、少し早めの今月初めに給餌を絶って冷蔵庫に入れました。
ただし、適温は10~15℃です。もしかするともっと時間がかかるかもしれません(低温すぎるとストロビラ化に時間がかかる)。
しかし、今までの経験で、ある程度低温にさらしてから外気で管理してもストロビレーションするのでとりあえず冷やしています(笑)
当日はその状態を見ていただきます。
ご希望者があれば、その状態でのポリプ数体ずつ販売します。
年明けにクラゲが出た時点で生物部無料体験にて観察・撮影・無料配布(個数を多くご希望される場合は有料となります)いたします。
今回のメインはミズクラゲの生活史です。ここ数年のミズクラゲ飼育の話なども合わせて行う予定です。
実は今年の初め(1月末)に生まれたミズクラゲが12月9日現在、1匹だけ生存しています。それも21日に生きていたらお見せします。
ミズクラゲの他には、
・タコクラゲポリプ
・採取ができればタコクラゲプラヌロイド
・採取できればタコクラゲエフィラ
・サカサクラゲポリプ
・サカサクラゲエフィラ(稚クラゲ)
・ハイクラゲ
を、予定しています。また、シオミズツボワムシと、ケヤリムシの幼体も相変わらずいるので、それも剥がせれば・・・・・
モバイル顕微鏡をお持ちの方は、ご持参ください。
【 採集について 】
ミズクラゲプラヌラの採集と成長、ポリプになるまでのお話
【 観察・撮影とお話】
ミズクラゲのストロビレーション、サカサクラゲ、タコクラゲ、ハイクラゲのクラゲの出し方の話。
クラゲのテロメア考察。シオミズツボワムシの効能と培養。
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