5月18日(土)の理科室カフェは「蛍石劈開研究会」。 >>ご予約はこちら
人工蛍石の劈開は完璧なのか。
図鑑に書いてあるとおり、蛍石の劈開はみんな完全なのか。
どんな蛍石でも八面体にできるのか。また、八面体に割れない蛍石にはどんな産地のものがあるのか、またなぜ割れないのか。
八面体を作りやすい蛍石の産地と見分け方。
・・・・・の話をします。
それから、大きな青い蛍石の結晶を割ります。
このサイズだといくつかに割ったとしても鏨でないと八面体は割り出せません。
しかし、1つのテーブルで複数名で鏨を使って石を割るのは困難なので、今回はニッパーで割り出せるようにさらに小さい欠片を作ります。
この段階で劈開のことがよくわかります。
以前割ったものはこんな感じ。
これをさらに割り易いようにしてお渡しします。
イリノイ州産のオールドカラーである濃い黄色とワインカラーのナゲットの欠片からも小さな八面体を作ってみましょう。
実際にはこれよりも中国産の青色蛍石の劈開のほうがきれいでした。
すっごくちっこい八面体に挑戦しても楽しいです。
イリノイ州産の大きな結晶も思い切って割ってみます。
(ただし、オプションとなりますので、シェアしていただける方があれば、重さで量って販売し、誰もいなければ、割らず、欠片が余れば、後日きらら舎にアップします)
ブレてますが、光に翳すと鮮やかな青紫色となります。
小さく割ると色が薄くなるので、きれいな青紫の八面体ができそうです。
また、八面体を理解するために、時間があればグリセリンソープを使って八面体にカットする手順を体感してみます。これをマスターすると型を作らないでも八面体琥珀糖を作ることができます。
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