4月18日に開催予定の理科室カフェ「蛍石劈開研究会」では大きな結晶を割って、そこから八面体を作ったりします。
でも、これに参加できない方のために、前回の劈開ワークショップで割った石の欠片をいくつか撮影してみました。
大きめなので、ニッパーで割るには先に鏨で、5~8mmくらいの薄さにスライス割りしておくとやりやすいです。
もちろん、このままでも十分にキレイです。
A 45.9g
窓辺に置くと、光を宿したようにも見えます。
光に翳すと色は薄く見えますが、色が均一でないとか縞状模様があるとか内部の状態がわかります。
スパっと平らな面は劈開面です。
B 42.8g
この上の面は劈開面ではなくって結晶面。
クラックが入っていますが、直線ではないので、ここに合わせて八面体にするのは難しいかもしれません(小さな八面体ならばいけます)。
しかし上のほうに真っすぐな色の変わり目があります。このあたりは劈開が素直だと推測できるので、このあたりをわって、劈開面を出し、それを手がかりに八面体にしていきます。
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