アメリカニューメキシコ州、ソコロ郡ビンガムの青い八面体蛍石。
八面体は人の手で蛍石の劈開を利用して割ったものです。
今年、2020年の3月から業者の鉱物リストから名前を消しました。八面体に割るのが追い付かないとか、さくさく売れないから少し販売を休んでみるとか、そんなことだろうと思っていたのですが、秋になっても販売再開されることはなく、さらに、鉱物リストには新入荷鉱物が一切なくなりました。
そう。コロナ禍による採掘・流通が止まったためです。
ビンガム産蛍石は入荷価格もとても高かったので、ほぼ原価での販売を続けてきましたが、新しい入荷ができなくなったため、11月時点でアップしていた分を最後に一旦販売を休止しようと思っています。
その前に大き目を2つ。販売します。
八面体は大きなものほど数が少ないのです。
理由は簡単です。
大きな八面体を作るんは大きな塊が必要です。
小さな八面体は大きな八面体を割った欠片からも作ることができます。
さらに劈開は真っすぐではありません。大きな八面体の稜線の長さ分真っすぐなことってなかなかないのです。
しかし、小さな八面体の短い稜線くらいであれば、真っすぐです。
そんなわけで小さな八面体のほうが作りやすく、たくさん作ることもできるというわけです。
大きな八面体は在庫はあまりありません。
今後、コロナが収束すればまた販売が再開されるかもしれませんが、とりあえず今はこんな状況です。
ご注文リンクはページ末にあります。
A 11.9g
B 10.0g
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