No Comments

 

 

中国から青い蛍石が届きました。

以前、湖南省産のものを輸入していた時期がありましたが、それとは少し違う青色です。

そういえばカフェのお客さまから中国産の螢石の加工について聞かれました。

話をすれば長くなるので、詳しい説明はしませんでしたが、実はそういう話はずいぶん前からいろいろささやかれています。

実際にミネラルショーで着色された霰石が異棘鉱などの別の鉱物として販売されていることについて注意を喚起していたというようなこともありました。

有名な鉱物屋さんでも、ビンガム産と出回っている蛍石には着色のものがあるらしいという話を伺ったことがあります。
今から10年以上も前のことですが。

最近ではよく言われているのが、内モンゴル産の濃い青色蛍石の放射線処理説。

ただ、とっても高額なものであれば放射線処理で価格を吊り上げる作戦も考えられますが、どうなんでしょう。

本当のところは加工した人しかわからず、加工が施されていないことを確実に証明するのは、流通の過程をすべて管理していなければ無理ですね。

と、いうことで、これも本当のところはわかりません。

 

でも、きれいだからいいかなと。

加熱処理、放射線処理をされたものはとかく透明感がなくなる場合が多いのですが、これは透明感あるし・・・・・

 

光に翳すと個性的なニュアンスになります。

 

この業者さんはもっと縞々が何層にもあってくっきりはっきりしているものは、これより高い価格で扱っています。

高いといっても少し高めのランチくらいですが。

今回届いた分がきれいだったので、縞々も発注してみました。

 

さて。
きらら舎分には少し薄っぺらい欠片を1つ。

 

 

 

平らな部分は劈開面ではなく蛍石特有の幾何学的模様が出ているので立方体結晶の上半分って感じでしょうか。

 

 

 

ハンマーがなかったので、モンキーレンチで叩いて割ってみました。

劈開面が出ました。

ここを目安に割っていきます。

 

 

ざざさっとこんな感じ。
最終的に鏨で整えれば完成です。

 

 

 

 

 

欠片はミニチュア試験管に入れてもきれいです。

 

 

青色が濃いので小さく割っても色がきれいです。

 

 

 

Categories: 第壱標本室

About the Author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です