カフェのリニューアルオープン後、時間がかかる実験も予定しています。
時間差でセットして、ご来店時に各段階を観察できます。
硫酸銅溶液の中に亜鉛棒を置き、銅のデンドライトが成長する様子を観察します。
定点カメラ撮影をして、あとで時短でも観ることができればいいなと考えています。
銅のデンドライトを作るには、硫酸銅に亜鉛を入れました。
銀のデンドライトを作るには、硝酸銀に銅線をいれます。
錫のデンドライトを作るには、塩化スズと硫酸水素ナトリウムを混合したものに電極をいれます。
あるいは混合液に錫のペレットを入れるとハリネズミのような形になります。
これらは実験で観察できるものですが、工場の煙突の中でも金属の樹は育っています。
工場の排気管中に生じた銅樹
硫酸銅の結晶がくっついたものもあります。
現在販売中のミニチュアサイズの自然銅と比較してみると、形が同じであることがわかりますよ。
販売中の自然銅は小さいので、モバイル顕微鏡やルーペでみてください。
工場の煙突はあなどれません。
有名なものに、ジンカイトがあります。
ポーランドの亜鉛工場の煙突の中にできるので、数年に一度の煙突掃除(煙突交換?)で採取されるため、昔は、ジンカイトが出回る年とない年がありました。
最近あまりみかけなくなったのは、排気技術が進んで煙突がなくなったのかもしれません。
ジンカイトは蛍光するものも多く、透明でいろいろな色をしているうえに、鉱石ラジオに使えるということもあり、一時期、鉱石ラジオを製作していたKentStudioが集めていました。
Lサイズ 缶のサイズ:直径φ50mm
Mサイズ 缶のサイズ:直径φ35mm
選べません売りです。しかし、形も色も状態も個性に富んでいるので店頭受取の場合は残っているものの中から選んでご購入いただけます。
斑銅鉱のようなピーコック系になっているもの、緑青の付き方が実のようになっているものなど、面白いです。
硫酸銅付き
硫酸銅付きは3つだけ入荷しました。
今回、工場名は教えてもらえませんでした。
滅多に採れるものでもないので、完売次第、銅樹の販売は終了します。
ぜひ、この機会に入手してみてください。
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