フェリシモコラボ仕事や、次の本の準備の上に、夏休みは臨時ワークショップを日曜日に行っていたりするので、「新商品アップ記事」がなかなか書けないので当面は1つづつアップしていきます。
今日は、イリノイ州の蛍石チップ(と少しだけ湖南省のものも)。
5年以上も前の在庫を倉庫から発掘してワークショップで少しづつ使っていましたが、そろそろそれも尽きてきました。
今日は、ワークショップの時の残りと残骸(笑)の販売です。
きらら舎では配布物をA5で統一し、6穴を開けています。
その「八面体蛍石劈開ワークショップ」のテキストも付属します。
A5 6穴バインダーはSERIAにいろいろなレフィルが販売されているので、いろいろカスタマイズしてお楽しみください。
8A 35g
厚みのある大きなチップです。
色も水色と紫のグラデーション。透明度はやや低く、朝靄に包まれたような風合いです。
劈開面が出ていて、そこは平らなので、上手くわれば大き目な八面体もできそうです。
ただし、最初の一割りはニッパーでは無理なので、チスタガネ(先が尖っている)ものをあててハンマーで割るか、先が丸い(力を一点集中できる)ハンマーで叩くかして割ってください。
飛び散らないようにビニール袋に入れて、タガネがあたる部分だけ穴を開けてあてるか、濡れた雑巾などの上に置いて割ってください。
その後は大き目のニッパーで劈開面に平行に、また、どこをどの角度で割ると八面体の面がでるかを考えて割っていきます。
大きなニッパーだと角度がずれていても割れてしまうので、小さくなってきたら、小さなニッパーに持ち換えてください。
8B 17.6g
透明度の高いよいチップです。
小さな欠片も一緒に入れました。
小さいですが、ぎりぎり八面体にできるサイズです。
劈開がとても素直できれいなチップなので、小さな八面体も作ってみてください。このサイズで作れるとかなり可愛いです。
8C 14.3g
ワークショップや本などで、「四面体から八面体を作るのは簡単」とよく言っています。それは、四面体の4つの尖がりをすべて落とす(底面と平行に半分になる位置でカット)と自然に八面体になるのです。
どこを割ったらいいかを考えないで割っていけます。
この時に劈開に沿って割れる感覚を体感すると、次からとても簡単に割ることができるようになります。
その練習ができるような四面体のセットです。
また、定番の形のチップもあり、八面体の面がわかりやすく出ているチップもあり、楽に成功できるお得なセットです。
四面体からの割り方は付属のテキストに図解してあります。
8D 14.2g
薄い定番な形のチップです。
小さなニッパーで握力がなくても割れます。
上下の劈開面がきれいに平行です。
厚みがないので大きな八面体は望めませんが、面積が大きいので、たくさん作ることはできそうです。
8E 34.8g
これは湖南省の蛍石です。
イリノイ州産チップがなくなってきたので湖南省の欠片でワークショップを行った際、見本で割っていったものです。すでに八面体のものもあります。
8F 8.3g
片面は劈開面ですが片面は蛍石ならではの模様が出ている自然の結晶面です。
しかし結晶面と劈開面がほぼ平行なので、結晶面をもった八面体に挑戦できるチップ。
おまけにつけた八面体は説明時に割ったものです。
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