リクエストがあったので、イリノイ州産八面体蛍石の紫系を撮影しました。
オールドコレクションカラーで、古い在庫の塊(ナゲット)を割ったものです。
今思えば、アメリカの業者さんは、コロナ禍で新しい標本の仕入れが止まったため、古い在庫であった塊を割ることにしたのだろうなあと思います。
八面体に割る手間とロスを考えると儲けはあまりなさそうで、いっそのこと塊のまま売ってくれればよかったのになあと思ったり。
それももう業者在庫終了してしまいましたが・・・・・。
12A 7.5g
色は他の紫系と比較しないとわかりづらいのですがピンクです。
濃い部分があってわずかなグラデーションになっています。
色はややレアなのですが、角が少し欠けていたり、クラックが入っているので、ここから小さな八面体をたくさん作ってみたい衝動に駆られましたが、部分的に濃さが違うことで、色が薄い八面体もできてしまいそうなのでやめ、このまま販売することにしました。
12B 20.0g
菫色の大きな八面体です。
稜線が真っすぐで、劈開の素直さがわかります。
端正な八面体。
12C 20.0g
透明度が高く、色が濃く、とても美しい八面体です。
落ちた影も紫色に色づいています。
光に翳すと模様も見えます。
12D 10.0g
袋詰めしていて気づいたのですが、縞模様がありました。
写真では撮影できていませんでした。
ご購入された方は光に翳していろいろな角度から見てみてください。
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