本の制作や監修仕事、確定申告が続き、生物部部活動に新しい展開があったりで、なかなか鉱物標本のアップができないでいました。
本日より、その日のアップ分を1ページで紹介していくようにしました。
まずは湖南省の青い蛍石。湖南省蛍石はカフェにてセール中でもあります。
4月A 14.7g
薄い欠片ですが、窓があります。
湖南省蛍石で、窓があるものにはきまって凹凸のある面が存在します。
ちょうど昭和の窓硝子みたいな・・・・・
角度によって、青色の濃い部分と薄い部分がきっかり分かれて見えます。
濃い部分が窓の奥ということになります。
裏面のつるつるしているほうから、みると、反対面の凹凸がキラキラしてとてもきれいです。
4月B 44.1g
八面体割りによいかも。
天頂に小さな窓付きの結晶を載せているので、そこだけ分離させて、残りを八面体割りしてもよいかもしれません。
窓の周りには凹凸部分があります。
4月C 50.0g
Cの標本は窓はないものの、フリルのような方解石が付いています。
また、一部分の色が違っていて(ここも蛍石)面白い標本です。
4月D 43.2g
中心の層からリバーシブルに結晶が育っている標本です。
4月E 33.4g
くっきりと美しい窓がある標本です。
よく観察すると、小さなまどがいくつかあります。
ナミビアのOkorusu鉱山の蛍石を1つ。
4月A 92.5g
緑色の結晶の上に45度回転して紫色の結晶が育っています。境目からきっぱり割れそうで、キラキラしています。
ブラックライトで青色に蛍光します。
南アフリカRiemvasmaakの蛍石。
4月A 22.0g
エメラルドグリーンと言われている色です。立方体結晶が多い蛍石の中では八面体結晶のものです。
結晶の形がよくわかります。
ブラックライトで青色に蛍光します。
イリノイ州産八面体蛍石 10g
紫系なのでオールドコレクション感は薄いですが、オールドコレクションカラーです。
光に翳すとその透明度と、少し赤みを帯びた葡萄色が美しいです。
コメントを残す