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ヒメウズラが孵化しました。里親を募集します。

募集内容はこのページ後半に書いております。

まずはきらら舎生物部ヒメウズラ組について。

 

きらら舎生物部にヒメウズラ組ができました!
(新しい組がどんどん増えてるw)

 

・ヒメウズラを孵化させてみたい

・ヒメウズラを飼ってみたい

 

そんな方向けにまとめています。

 

ナミウズラとヒメウズラ、どう違う?

 

まずは種類が違います。大きさも違います。鳴き声も違います。

ナミウズラの成鳥が全長20cmなのに比べ、ヒメウズラは7~10cm(スズメをイメージしてください)。

声もナミウズラよりヒメウズラのほうが小さい(個体差はあります)。

ウズラはインコや文鳥のようには懐きませんが、どちらかといえばヒメウズラのほうが懐きます(個体差はあります)。

懐かせ方についてはまた・・・

 

 

卵はどこで入手する?

 

インターネットが普及するまでは、ウズラを孵化させたい人はスーパーのウズラの卵を温めたのではないでしょうか。

情報もそれほどなく、ただ、親鳥と同じくらいの温度で温めればいいとだけ考え、こたつの中やカイロを使って温めた経験がある人もいるでしょう。

今は種卵(有精卵)は、1つ100円~くらいでインターネットで購入することができます。

ヒメウズラ 孵化」にも書きましたが、卵を孵化させるには温度と湿度の管理のほか、「転卵」という作業が必要になってきます。

孵卵器は自作できますが、この「転卵」作業がとても大変なので、自動転卵装置付きの孵卵器を購入(あるいはレンタル)するとよいと思います。

それから、スーパーで売られているナミウズラの卵は、長い間輸送されたり陳列されたり、時には10℃以下で保管されたりしています。無精卵も多く混ざっているので孵化率はもちろん低く、何パック買っても孵化させることができなかったということもあるでしょう。

無精卵を長く温めると腐って爆発して、黒い液体が飛び散り、とても臭いです。

また、運よく生まれても、すぐに死んでしまったり、ペローシスだったりとリスクも高いので、あまりお勧めはしません。

知り合いでヒメウズラを飼っている人がいればどんどん卵を産むので、それをもらってくるとよいです。育て方なども相談できますし。

そんな知り合いはおらん!という場合はネットで売っていますので、できるだけ近くに住んでいる販売者からご購入されるとよいと思います(わたしは最初、遠くに住んでいる方から購入しましたが、それはそれで大丈夫でした)。

きらら舎でも大きく育てて、産んだ卵を配布できるようになりたいです。

 

 

卵入手から孵化までにやること

 

0日目・孵卵器の準備

孵卵器入手が卵到着からせめて1日以上前になるようにします。

孵卵器が届いたら、セットして稼働させます。

 

1日目・入卵(孵卵器に卵をセット)

卵が到着したら、定置期間を設けるかそのまま入卵(孵卵器に卵をセット)するかは判断にお任せします。

一度加温すると発生が始まります。発生が始まった卵の加温をやめる(温度が下がる)と中止卵になる(発生が止まって死んでしまう)ので孵化まで(約17日間)は温度・湿度の管理をします。

ヒメウズラのお母さんも、一日に何個もまとめて卵を産めないので、ある程度卵がまとまってから(産み貯めてから)抱卵を開始するそうです。

 

 

毎日

自動転卵装置が付いていない場合は手動で転卵します(転卵の仕方は「ヒメウズラ 孵化」をご参照ください)。

孵卵器のフタを何度か開けて空気の入れ換えをします(温度が下がらない程度に数秒だけ)。水がなくなっていないか調べて足し水をします。

 

 

7日目・検卵

実は、わたしは検卵をしません。する場合は以下のようにしてください。

 

入卵から7日くらい経ったら検卵をしてみます。できるだけ手早く、衝撃を与えないようにします。

ここで胚の発生が見えない場合は無精卵なので、諦めて捨てるか、あと2日くらい様子を見て再度検卵します。

検卵はできるだけしないほうがよいので、最初に胚の発生が確認できたものは再度の検卵はしないようにします。

無精卵だと、卵を割っても黄身と白身があるだけです。

しかし、万が一発生が進んでいるものを割ると、ちょっと怖いので、割る場合には心構えが必要です。

また、無精卵を長く高温にさらすと腐って爆発します。爆発前であっても中身が腐っている可能性もあります(本当に臭いです)。

 

 

8日目~14日目

ヒナ用の飼育容器の準備を始めましょう。

小さな衣装ケースに

ペットシートか新聞紙を底に敷く(わたしは最初はふかふかタオルを敷いていました)。

ケースのフタからひよこ電球をぶらさげる(設置の方法はいろいろあるみたいです)。

ひよこ電球にサーモスタットを付ける。

湿度を保つために、ケースのフタから紙コップを吊るして、中に湿らせたキッチンペーパー(わたしはキムワイプ)を入れる(ここに足し水をしていきます)。

水入れ(※1)を準備する。

餌入れ(※2)を準備する。

ヒナ用の餌を買っておく。

フリースなどのもふもふしたものを短冊に切って結ぶ。

 

※1
よく言われているのはペットボトルのキャップにビー玉を入れるというもの。
でも、日中、留守にすることが多い場合、保温しているケース内では水分の蒸発が早いので、最初から「小鳥タンク」と呼ばれているような水入れを用意してもよいと思います。
この飲み口にビー玉を入れます。飲み口にヒナが入ってしまって濡れて体温が奪われるのを防ぐためです。

また、これと飼育ケースの壁は、ヒナがはさまらないように2cmくらい開けてください。

 

 

※2
これはペットボトルのキャップでOKです。ただし、すっごくたくさん餌を食べるので、すぐなくなってしまうようであれば大き目なキャップにするか、複数用意しておくと安心です。

 

 

15日経過したら転卵をやめます。

あとは孵化まで見守ります。

 

孵化までは37.5~37.8℃で 17日と言われています。

でも、きらら舎実験室では37.6℃キープで検卵もしなかったのに19~21日かかりました(後日海外のWEBサイトを見ると19日というところが多くありました)。

WEBサイトだと20日をすぎたら諦めろと書いてあるところもありますが、この見極めは難しいですね。

きちんと管理されているところでも孵化率は60%だといいます。もちろん、それより高い場合もあるでしょう。でも、21日を経過して60%が孵化していたら、残りの卵は諦めていいと思います。

 

 

孵化してからの温度管理

 

徐々に室温に慣らしていきます。

以下が一般的に言われている温度(人によって多少違います)。

孵化予定日:孵卵器と同温(37.5°C〜36.6°C)

孵化後1日目〜3日目:35.5°C

孵化後4日目〜7日目:33.0°C

孵化後8日目〜10日目:30.0°C

・・・8日目で30℃にしたのですが、なんだか寒そうなので32℃に上げました。
そうなると11日目からもそれぞれ0.2℃くらいづつ高くしようかと思います。

孵化後11日目〜15日目:28.0°C(実際には30.0℃)

孵化後16日目〜18日目:26.0°C(実際には28.0℃)

孵化後19日目〜20日目:23.0°C(実際には25℃)

 

きらら舎実験室では飼育容器が大き目(数が多いのと、運動量を増やすため)なのでパネルヒーターとひよこ電球で奥に温かいエリアを作り、そこにフリースも置き、手前を30.0℃くらいにして、餌と水を置いていました。

8日目からパネルヒーターを除去し、床材はペットシーツにしました。

寝床エリアにはふわふわタオルを切ったものを敷き、最初から入れてあるふわふわタオルを細く切って結んだものを置いています。

温度差があることでヒヨコ自身が適温な場所にいるようになります。

ただし、秋から冬、春までは室温も23℃を下回ることがあるでしょう。一応、ヒーターは必要です。

 

 

 

里親募集!!

 

1週間以上経過したヒナを1羽欲しい → #01

1週間以上経過したヒナを2羽欲しい → #02

小さなうちから育てたい →  #03

 

#01  1週間以上経過したヒナを1羽欲しい

成長に合わせて更新しています・・・17日目

 

ヒメウズラは孵化後も高温で飼育することが必要ですが、孵化後1週間くらいすぎると、体力もついてきて、飼育温度も30℃くらいになります。

目安は以下のとおり(きらら舎実験室では8日目の現在32℃にしています)

孵化後8日目〜10日目:30°C(きらら舎温度32℃)
孵化後11日目〜15日目:28°C(きらら舎温度30℃)
孵化後16日目〜18日目:26°C(きらら舎温度27℃)
孵化後19日目〜20日目:23°C(きらら舎温度25℃)

 

飼育容器

30~40cmくらいのプラケースや衣装ケースをご用意ください。

ウサギなどのケージで飼育している方もいるようですが、多分臭いし、いろいろ飛ばすので衣装ケースのほうがよいと思います。

下に、新聞紙かペット用シートを敷きます。

ペットシーツを突いて食べてしまう場合は新聞紙、新聞紙+キッチンペーパーなどにしてください。

とてもたくさんのうんちをするので、ペットシートが大丈夫であれば、防臭効果もあり、使い捨てできるのでよいかと思います。

ひよこ電球をセットします。サーモスタットも必要です。

温度計・湿度計を置きます。

ヒヨコが寒いと感じればヒーターの近くに移動し、暑ければ離れたところにいます。

ヒーターエリアではないエリアに、水と餌を置きます。

水入れはことりタンクをお勧めします(前述)。

餌はひっくり返さないように重さがあって、首を突っ込んで食べることができる高さ&深さのものを選んでください。

いろいろ試行錯誤してみてください。

数時間で食べきってしまう場合は、少し大きな容器をご用意ください。

孵化後20日まではヒナと一緒にお渡しするこの餌で育てて、それ以降は大人用のウズラの餌に変えてください。

 

飼育容器のフタは換気のあるものにします。ワイヤーネットの場合は、通気性のあるクッション材をはってください。

きらら舎ではこれまで使用していた衣装ケースのフタをくりぬいて、洗濯ネットをはりました。

親鳥の代わりとなるフリースの切れ端は継続して入れています。

 

1羽飼育はヒメウズラを懐かせることができる場合が多いのですが、1羽だけだと人間がいない時はさみしがってピーピー鳴きます。

また、1羽をかわいがって育てた場合、大人になってお婿さんやお嫁さんを迎え入れるのが難しいケースがあるようです。

もし、お婿さん、お嫁さんを迎える場合、最初は別々にしておいて、ケース越しにお見合いを数日し、後から来た子のケースに前からいた子を入れるようにしてください。

相性が悪いとオスメスでも隔離飼育が必要になります。

 

飼育容器は衣装ケースなら1000円台で購入できるので、同じものを2つ用意してリセットする方法で掃除をしています。

水槽なども半分換水など以外はみなこの方法です。

2つめの容器にシートなどをセットし、温度計などは飼育箱から出して糞などを拭き取ってきれいなほうに置きます。

水入れは1つでもいいですが、もともと2つセットで売っていたので、これも2つめをセット。餌は飼育箱から取り出し、残っているものは捨てて、洗って新しい餌を入れてセットします。

あとは本人たちを移動します。

この時、飛んで逃げないように、部屋の窓は閉めて作業をしてください。

使っていた容器は洗って、タオルなども洗って乾かしておきます。

 

1羽だけであれば、毎日掃除する必要はないかと思いますが、水は餌のついた嘴をつっこむのでかなり汚れます。

毎日交換してください。容器もきちんと洗ってください。

 

 

ベテランの方に相談したところ、タイデスのものがよいようです。

ヒメウズラ専用としては、ひめラボブレンドがヤフオクで販売されています。これはヒメウズラ研究室というところが試行錯誤して餌を作ってしまった!というものです。

タイデスのほうは発酵餌というところが魅力です。ただ、臭いはあるみたいです。

さらにベテランの方のお話を伺って、はなぶさ堂の通販ショップ「コトリカッタ」で栄養補助「フィースト」を購入した際に、ついでなので餌もここで購入してしまいました。

餌についての試行錯誤などはまた、飼育記録に書いていきたいと思います。

栄養補助「フィースト」は大量パッケージだったので、里子に出す際にはお付けします。

 

 

#02 1週間以上経過したヒナを2羽欲しい

飼育方法は#01をご参照ください。

オスメスの判別がまだできませんが、一応、兄弟ではないものを2羽お渡しします。

同性だった場合、オスは大人になってからは同じ容器では飼育ができません。容器を2つにして、別々に飼育してください。

メスは一緒の容器でも大丈夫ですが、あまりケンカをするようであればわけてください。

オスメスでも相性があり、オスが発情してメスを追いかけまわしたり、交尾の際にはメスの首を噛むので、メスが剥げたり、場合によっては出血したりします。状況を見て隔離が必要になります。

 

小さなうちから育てたい →  #03 

1週間以上経過したのですが、一応書いておきます。

やっぱり、できるだけ小さなうちから観察・飼育したいと考える方も多いと思います。

基本は温度管理ですので、#01を参考にして飼育容器を用意してください。

孵化直後は孵卵器と同温(37.6℃)
孵化後1日目〜3日目:35.5℃
孵化後4日目〜7日目:33℃

飼育容器を発泡スチロールの容器に入れるとか、大きな容器に入れて、隙間にタオル(ふわふわで温かいやつ)を詰めるとか、毛布で包むとか対策が必要だと思います。

 

欲しい方はこのページのフォームから、またはきらら舎のお問合せLINEツイッターDMなどでご連絡ください。

個別希望をされても無理な場合があります。

3号は孵化介助をしたので、里子には出さない予定です。また1号も刷り込みヒナなので残す予定。

そのほか、1号、3号と自然にペアになったものを残します。もちろんその前に欲しいヒナがあればお渡しします。

また、2号はゴールデンパールというカラーのようで、ひとめぼれしてくださった方のところへ行きました。

1羽だけ飼育すると「ベタ慣れ」という状態になることも多いようなので、ちょっと気にはなりますね。

室温でも大丈夫になったら、時々手に慣らしてみてください。どうしても手が嫌いな性格のものもいるようですが。

1週間に1回くらい、ミルワームを与えます。

手から与えると、

ミルワーム美味しい=手が美味しいものをくれる=手が好き

 

なんて方程式で、慣れるみたいです。

 


 

連れに来られる場合

必ずご連絡の上、お越しください。

飼育容器などは予め準備してから来てください。

または、きらら舎の近所にケイヨーD2(ホームセンター)もあります。

 

連れ帰る容器は、10cmくらいの紙箱。ジャンプしてフタが外れないようなもの。

キッチンペーパーを敷いてください。

これを保冷バッグ(内側に銀色の断熱材が貼られているお弁当バッグなど)に入れて、箱の外に小さな使い捨てカイロを置き、予め温めておいてください。箱が動かないように周りにタオルを入れるとカイロがより効果を発するかと思います。

 

Categories: 生物・植物室

About the Author

かよこ さとう ()

Website: https://kirara-sha.com/

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