クラリンドウ。
リンドウという名前が付いているものの、リンドウとは別種で、クマツヅラ科クサギ属の常緑樹です。
原産国:インド、ヒマラヤ
正式名称:クレロデンドルム・ウォリキー。
ギガンティアナナフシの餌(レモンリーフ)を買いに行ったお花屋さんで買ったもの。
たくさん開花が始まりました。
本当は、クレロデンドルム・ウガンデンセ(ブルーエルフィン)のほうが好きなのですが、ウォリキーしかなかったので、これを買いました。
ウガンデンセは青い蝶のような花を咲かせます。
お花屋さんやホームセンターで販売されているものは、ほとんどが正式名ではなく、「クラリンドウ」というラベルが付けられています。
クレロデンドルム(Clerodendrum)は、ギリシャ語の「cleros(運命)」と「dendron(樹木)」をつなげてできた名前です。
クラリンドウという和名は、学名のクレロデンドルムが変化してそう呼ばれるようになったようです。
花の形が変わっています。
20cmほどの花茎に、しずくの形のつぼみがつき、4cmほどの白い花が開きます。花の中央から長い雄しべと雌しべがカーブを描いて伸びています。
クラリンドウは夜になると香る花です。
バニラに似た甘い香りです。
クサギの仲間なので、クサギに似た実をつけます。
花が終わると、ガクがどんどん赤くなっていって中に実がつきます。ガクは開くと星のような形になり、真ん中に黒くつやつやした実が付いている様子も個性的です。
実が付いたら写真をアップしたいと思います。
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