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9月の大型台風(月曜日未明)が去った後、気温も少し下がった木曜日、母の病院の帰りに北区浮間公園に行きました(その時の話は「池の水 #01」に書いています)。

この後、汲んできた池の水にいた面白い生物は「テマリワムシの仲間」であることがわかりました。

 

【テマリワムシ/Conochilus hippocrepis】

 動物界
 左右相称動物亜界
 旧口動物(前口動物)下界
 冠輪動物上門
 輪形動物門
 ワムシ綱
 単生殖巣亜綱
 葉状輪毛器上目
 マルサヤワムシ目
 テマリワムシ科
 テマリワムシ属

すっごく詳しく記してみました。

 

口に生えている繊毛で水流を起こし、食べ物を集めて吸い込んでいます。
根本で仲間とつながっているようで、先は透明なハート形をしたものがあります。
その名のごとくテマリのような群体を作り、ボルボックスのように回転しながら泳ぎます。

光のほうへ動いてくるようなので、走光性を持つと思われます。

最初にみつけた時(「池の水 #01」に書いた時)にはとうきび色でしたが、培養のためにクロレラを入れておいたところ、1日で内部に緑色の部分ができました。

ここが消化器官でしょう。

クロレラを食べたようです。

 

昨日(2019/09/23)

 

今日(2019/09/24)

 

汲んできた水はその容器のままで、培養していますが、ケンミジンコなども見え、ワムシを捕食する者があるかもしれないので、壁面についているものを残し、浮遊していた2体をシャーレに移して培養してみることにしました。

 

研究室などでは、チョークレー液でキロモナスを培養して餌として与える・・・・・のでしょうが、とりあえず目に見えるケンミジンコなどが入らないように池の水をシャーレに入れて、クロレラを少しだけ入れて、テマリワムシをその中に入れました。

 

 

 

 

クロレラは飼育水を汚すので、観察を離れてまじめに仕事をすべく、最終チェックで生存確認(クロレラの量が多くて弱っていないかなどの確認)をしたら・・・・・

撮影した向きのせいかもしれませんが、もともと真ん中に集まっていた小さな群体が2つになったような気がするのです。

昨日と数時間前とうきび色の粒が中心に集合していますが、それとは別に上の写真だと左下に9~11体くらいの集合が大きな集合とは別にあるような。

テマリワムシがどうやって殖えるのかは、まだ調べていませんでしたが、容器の壁面に付着していたもののも近くに小さなものがもう1つ殖え、今日はそれが少し大きくなっていました。

こんな感じで群体から小さな別群体ができて、分離していくのではないかと思いました。

ちなみに写真の細かい粉のようなものがクロレラで、視野も悪くしているのですが、ワムシは先についている繊毛を回してまるでダイソンのパワフル掃除機のようにクロレラを吸い込んでいました。

大丈夫そうです。

 

観察を続けます(が、とりあえずこれから仕事します)。

 

Categories: 生物室

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