お茶の水大学と日本財団の共同海洋教育促進事業「全国一斉ウニの発生体験」に参加しています。
今回のレポートのために、プルテウス飼育にご参加いただける方を募集しています。
このページは申込みをしてくださった方用のものとなります。
きらら舎生物部はかつてヨーロッパで興った「市民科学者」のように、専門家ではない人間が集い、実験したり生物を培養・飼育したりして、情報を共有しています。
今回、全国一斉ウニの発生体験にはきらら舎生物部で参加し、バフンウニの発生とプルテウスの飼育についてレポートを作成します。
これにより多くの方の体験や感想をいただきたく、今回の募集に至りました。
2月19日(土) 14:00に受精をさせました
希望された方にはレターパックプラスにて受精卵を送付しました。できれば観察・撮影をして、受精時刻からの経過時間と共にご提供ください。
全滅してしまった場合、全滅を確認した日付と、どこまで成長したか(6腕プルテウスまで、8腕プルテウスまでなど)、飼育してみた感想などをこのページのコメントに投稿してください。
お名前はHNでかまいません。できればHNに性別・年齢を添えていただくとありがたいです。
ウニのプルテウス飼育と観察に参加されたい方へ
継続して参加者を募っております。お子様の夏休みの自由研究を兼ねて、または大人の趣味として、ウニのプルテウスの変化していく様子をぜひ実際に観察してみてください。
お支払いと発送について
プルテウスは無料ですが、実費(培養フラスコ、餌)だけお支払いください。
培養フラスコ 220円
餌 550円(追加餌は330円です)
送料 520円
合計 1290円です。
店頭受取(営業日以外でも可)では送料はかかりません。培養容器をご持参いただければフラスコ代金も不要です(海水を入れてきてください)。
海水の準備をしてください
海水の準備をしておいてください。ご購入された人工海水の素の説明に従って海水より少しだけ薄目にするとよいです(30‰、3%)。
海水を扱ったことがない方はテトラマリンソルトをキッチンスケールで15g 量って500mlのペットボトル(ミネラルウォーターでもいいですが、汲み置きした水道水でOK)に入れてください。
厳密に水が500mlなくてもかまいません。数本作っておくとよいです。
発生のスピードは温度によって変わります。20~25℃で飼育してください。
培養フラスコの外側からルーペで観察して、泳ぎ始めて三角形(プリズム幼生)なっていたら少し希釈します。
100均の容器(10cm角の透明なストックびんや、500mlペットボトルくらいの透明な水筒)でもかまいません。
餌はプルテウスが三角形になったら(プリズム幼生)、スポイトで2滴ほど与えてください。
顕微鏡で観察して真ん中の胃腔(丸い)が茶色になっていたら、餌を食べているということになります。透明なものが多い場合は餌をふやしてください。
2日に1度くらいのペースで餌やりします。毎日でもかまいません。
水換え
希釈を兼ねて行います。
最初は60mlを400mlくらいにします。プリズム幼生になってから2日後くらいに4腕プルテウスになったら400mlを1Lにします。容器をふやしてもいいし(500ml×2)、大きくしてもよいです。
6腕からはできるだけ密度を低くしてください。
プルテウスの成長に合わせてこのページを加筆していきます。
稚ウニに変態するのを見られるように頑張ってください。
今後の予定
現在、きらら舎生物部では水槽で放精・放卵したものを以下に保存させることができるかという課題に取り組んでいます。
そこで、今回の未受精卵と精子をあと1週間保存し、受精実験を行おうと思っています。
2月26日(土) 14:00
実験の様子をご覧になりたい方は13:00の回をご予約ください。
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