2023年より始動したミズクラゲを常時提供するためのプロジェクトです。
ミズクラゲのエフィラ、メタフィラ、稚クラゲの通年展示販売を目指します。大きなクラゲはいません(大きくしません。6cmくらいまで)。
また、以前から行っていた、サカサクラゲ、タコクラゲのポリプの販売、エダアシクラゲ、カギノテクラゲの販売&実験は引き続き行っていきます。
クラゲ*プラント月報ができました!
月報といってもそれほど新しいお知らせはないので、毎月~2か月に一度のペースで発行します。カフェペーパーと同じA5サイズで6穴開けていますので、SERIAなどのA56穴バインダーに綴じて保管していただくことができます。
表面にはクラゲ*プラントの本来のお仕事である、季節に合わせたミズクラゲの報告とお話を書いています。
裏面はその他のクラゲのお話です。vol.1はサカサクラゲ、vol.2はギンカクラゲ。
カフェで無料配布するほか、希望されれば(備考欄にクラゲプラント月報希望とお書きください)通販にも同封します。
メデューサ(クラゲ成体)は店頭・イベント販売のみとなります。
現在販売中のクラゲ情報
クラゲ(メデューサ)
傘を広げた時で 6~7cm くらい
2匹 要相談
(別途容器・海水代 ¥220 がかかります。この容器で3匹まで入ります。)
このサイズは直径30cm以上のクライゼル水槽で飼育してください。
シラスを与えてみた!
シラスを与えてみました。数時間、くわえていましたが、結局吐き出しちゃいました。
これでも栄養は吸収できているらしい・・・
ポリプ
5体+α 1100円(容器代込み)
そのまま飼育できます。発送でのご注文はクリームケースに入れてお渡しします。
到着後、直径10cmくらいの容器に移してください。
ストロビラ
1体 550円(容器代込み)
そのまま飼育できますが、エフィラが出たら別の容器に移してください。これについては、ご購入時に説明します。
クラゲのお話会 2月 ミズクラゲとアカクラゲのエフィラ
2月18日(日)15:00~16:00 >>参加申し込みする(無料)
前半のクラゲの話は、今までのクラゲの話と重複することも多いです。
後半はこの時期のクラゲの観察と飼育について。
説明を聞いて、購入はしないってのもアリです。
購入するかも!という方は、以下のものを用意しておいてください。
・ エアーポンプ
・ チューブ
また、すでにエフィラを持ち帰った方、飼育しているポリプからエフィラ遊離が始まったという方のために、当日、お話する内容を少しまとめておきます。
きらら舎のミズクラゲポリプは直達発生型のクラゲのプラヌラを水温制御によってポリプに変態させたものなので、一般的なポリプより大きめです。一般的なポリプだとストロビレーションで10匹ほどのエフィラが遊離しますが、最後のほうに遊離したエフィラは小さくて長生きしないことが多いです。
しかし、直達発生型のクラゲから生まれたプラヌラがポリプになったものでは、20匹くらいのエフィラが出るものもあります(その前の栄養状態にもよります)。出たエフィラも大きく、元気です。
エフィラ飼育は、大きなビーカーにストローを挿してエアーを送ったり(えのすいのバックヤードのエフィラはこれでした)、たいこびんと呼ばれる丸い壜にストローを挿して水流を作ったり、1.5~2.0Lの円形のペットボトルを半分で切って、上部分を下部分に逆さまにして刺したものに、ストローを挿し(ストローの先はキャップのくぼみにいれる)、ぷくぷくと水流を送ったりするものなどが有効です。
現在、きらら舎では丸いティーポットを採用しています(月報に掲載しています)。
飼育個体数があまり多くなければ、給餌時には
(1) 飼育水ごと別の容器にエフィラを移す(水は全量でなくてよいです)
(2) そこで給餌をする(つまりは食堂ですね)
(3) 飼育容器を洗ってきれいな海水を入れておく
(4) 給餌後4~6時間経過したら、スポイトで1匹づつエフィラを飼育容器に戻す
エフィラを飼育していて、溶けてしまったとか、傘がおちょこになってやがてエノキのような形になってしまったということが多くあります。この原因は水質の悪化です。
温度の急激な変化がないようにして、あとは、給餌後の換水が一番大切です。
給餌は毎日か2日に一度。どうしてもブラインがわかない場合、3日経過してしまってもなんとかなりますが、継続して3日に1度の給餌では少ないです。
かといって、一度にたくさんのブラインを与えても食べきれないし、水質を悪化させるので、食べきれる量を投入するようにしてください。
大量購入について
カフェや病院、アクアリウムショップなど、大量にミズクラゲが欲しい方はご相談ください。
クラゲ飼育方法
海水は、人工海水60~68gをキッチンスケールで量って2Lのペットボトルに入れ、カルキ抜きをした水道水を入れ、振ってよく混ぜます。時間をおいて何度か振って完全に溶かします。一晩くらいおくとよいです。
カルキ抜きは使用しないでください。そのまま水道水で溶かしてペットボトルのキャップを開けて一晩置くか、ミネラルウォーターを使ってください。
飼育容器はSERIAやニトリなどで売っている「太鼓びん」に、ストローを付けたエアチューブをさしこみ水流を作ります。
カフェではエフィラはワイングラスやティーポット(オススメ)で飼育しています。
エアチューブが固定しづらい時にはワイングラスなどでは洗濯バサミで、太鼓びんではキスゴムなどを使って固定してください。
容器のサイズ、クラゲのサイズ、密度によっては餌を食べなくなります。クラゲが大きくなってきたら大きな容器をご用意ください。
【給餌】
濾過のない容器の場合
先を切ったスポイト、大きくなったらレードル(おたま)や大きなスプーンでクラゲをすくってボウルなどの容器に入れます。この時に飼育水も一緒にいれます。このボウルが食堂になります。
ボウルでブラインシュリンプを与えます。ブラインシュリンプは予め孵化させておきます。できれば孵化させたブラインシュリンプはセレックVフィルター(目の細かい茶こし)などで一旦濾すとよいです。
給餌後、4時間くらい経過したら、クラゲをもとの飼育容器に移します。ボウルの中の水ができるだけ入らないようにし、飼育水槽には新しい海水を補充します。
給餌容器を別にすることで飼育水の汚れを防げます。また、全換水しないので、環境の変化も少なくてすみます。
飼育容器が汚れてきたら、給餌の間に洗って新しい海水を入れてください。
ポリプ飼育方法
販売時のクリームケースのまま飼育できます。海水の作り方は同じです。
お渡ししてから数日経過すると、ポリプは容器の底に付着します。そこに孵化させたブラインシュリンプを少量入れて、4時間くらい経過したら容器内の水を全部捨てます。
付着しきれていない時は、一旦別の容器に捨てて、剥がれたポリプはスポイトで飼育容器に戻します。
飼育容器に新しい海水を入れます。
1週間に1度くらいの給餌でかまいませんが、数か月食べなくても生きていることがあります。毎日給餌するとどんどん大きくなって殖えます。
本日、クラゲ飼育に興味を持ち
色々調べていたところ現在も稼働していそうなこちらの
ブログを発見させていただきました!
クラゲ販売店を色々調べたのですが、神奈川からだと
遠いところが多かったのですごくうれしいです!
近いうち、カフェにお邪魔させていただけたらと思います。
メッセージありがとうございます。
ちょうど今、ミズクラゲのエフィラが出ているところです。
クラゲはポリプから飼育するのが楽なのですが、殖えるというだけで他にあまり楽しいことはありません。
そこで、今の時期、エフィラがでる「ストロビラ」を販売しています。
ぜひ、遊びにいらしてください。
通販もしています。
https://kirara-sha.com/
ゆうきさま
お知らせです。
土曜日に採集されたギンカクラゲのポリプ群体からクラゲが遊離しました。
群体ほどではありませんが、ギンカクラゲのクラゲも長期飼育は難しそうなので
早めにご来店いただけると、お見せ(数があればお分け)することができます。
きらら舎