変形菌については以前のブログ「変形菌が来た」で紹介しました。
記事末尾に更新加筆しています
予め大きなタッパをご用意ください。
これにキッチンペーパーを敷きます。
霧吹きで水をかけて湿らせます。
水は数日置いてカルキが抜けたものを使ってください。
びちょびちょになったキッチンぺーパーの上に変形菌が付いたろ紙を置きます。
餌はオートミール。
オートミールを置いたうえから数滴水をかけてふやかしておきます。
これを流し台の下などの暗い所に置きます。
温度を20℃以上に保つとどんどん殖えます。
黒くなった部分は変形体が通った跡だそうです。
オートミールも腐敗したり、カビが発生したりするので、古いオートミールはできるだけ取り除き、容器内の環境が悪化してきたら、きれいな黄色い部分をきりとって新しい容器に移すとよいです。
子実体にしたい場合は、フタをはずして明るい所に置きます。
急激に乾燥すると菌核になってしまうので、ご注意ください。
モジホコリの場合は黒い子実体です。
子実体になるとあとは成長して胞子を出して枯れてしまうので、適当なタイミングで標本にします。
子実体をださせることに成功しました。
しかし南方熊楠記念館で発生したというものとは少し違う。
変形菌の同定は難しいですね。
2020年10月4日更新
変形菌については以前のブログ「変形菌が来た」で紹介しました。
以前培養していたモジホコリだと思われる変形菌は前述のとおり謎の変形体となり、その記事を見た方が欲しいとカフェを訪れたのであげてしまいました。
その後、再度、カフェのダンゴムシパラダイス(ダンゴムシ飼育水槽)で変形体が発生しました。
現在はそれを培養しています。
暗いところに置いておいても、乾燥するとすぐに子実体を出します。
さらに放置していると(湿度は管理)また変形体がでました。
今回は子実体からモジホコリだと思われます。
コメントを残す