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2021年2月28日

ヒゴスミレとウスベニヒゴを買ってきて植えてみました。

両方ともよい匂いのするスミレです。

ヒゴスミレは白。

ヒゴスミレ/きらら舎

ヒゴスミレ

 

ウスベニヒゴはうっすらとピンクです。ヒラツカスミレとも呼ばれます。

ヒゴスミレとエイザンスミレを掛け合わせてできた品種です。

ウスベニヒコ/きらら舎

ウスベニヒゴ

エイザンスミレは漢字では「叡山菫」と書きます。比叡山に生息していたことが名前の由来です。

スミレには交雑種が多く、エイザンスミレも県によってはレッドリスト指定になっています。

スミレ属は世界の温帯に約400種があり、日本には約50種があるとされています。近い種で多数の交雑が起こっているので、元の種を守っていくことも大切ですが、交雑した結果の進化も調べてみたいところです。

ヒゴスミレは香がよく、その親を持つウスベニヒゴもよい香りです。

スミレの香がピンと来ない方は、スミレの花の砂糖漬けの香を思い出してみてください。

 

2021年5月20日

買ってきてから約3か月。最初の花が終わった後に、また咲き始め、ウスベニヒゴには種もできています。

ウスベニヒコ/きらら舎

これがやがて3つに裂けます。ここから鞘は上を向きます。その段階で採取して鞘を割って取り出したものは未完熟種子で、すぐに蒔けば発芽します。

 

ウスベニヒコ/きらら舎

隣の葉っぱにピントが合ってしまいました(>_<)

ここで収穫します。

指で莢を折って、種を採ります。

莢が開いたのでこれは完熟種子、一度低温にあてる必要があります。

本当は湿らせた川砂に混ぜて、冷蔵庫で1~2ヶ月以上冷やしておくのですが、気温が30℃を超えると発芽しないので、種蒔き時には発芽してある程度成長するまでは室内で管理するほうがよさそうです。

(ただし、ほったらかしにしておいて、こぼれた種から発芽する場合もあります。強い植物なのです。)

 

ウスベニヒコ/きらら舎

ウスベニヒコ/きらら舎

小さなタッパに湿らせた川砂と混ぜて冷蔵庫に入れました。

今から約2ヶ月ほど冷やしてから種蒔きします。

 

2021年6月30日

ヒゴスミレたちのプランターにまた種ができていたので、今回はそのまま蒔いてみました。

ヒゴズミレ/きらら舎

 

このスミレはいや地をする(連作を嫌う)ので、こぼれ種では発芽は無理かなと思っていたら、1つだけ芽が出ていました。

多分、スミレだと思うんだけど・・・植え替えてみました。

ヒゴズミレ/きらら舎

ヒゴズミレ/きらら舎

梅雨時期には雨の日は軒下に避難させ、梅雨明け後は若干の日除けをしつつ、日向で管理します。

 

 

 

 

Categories: 生物・植物室

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かよこ さとう ()

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