天気管については以前にもなんどかこのノートに記録しています。
『鉱物のレシピ』出版に合わせ、Storm Glass CLUBを作りました。
合わせてお楽しみください。 >>
【セット内容】
A液用
- 樟脳 20g
B液用
混合試薬 10g
【他に用意していただくもの】
- 手袋(任意)
- マスク(任意)
- B液用耐熱カップ(ビーカーなどでも)
- A液用容器(ビーカーなどでも)
- 割り箸
- 湯煎用の鍋
- 容器(密封できるもの)
- 水
- エタノール
エタノールは輸送制限があるため、各自お求めください。一応amazonのリンクをはっておきました。
揮発性があるので、できるだけ開封仕立てのものをお使いください。
ご案内しているamazonで売ってるものは、開封後、キャップの下の割っかを完全に除去してください。これがついたままだと密封できません。
【作り方】
A液を作る
- エタノール80mlを量って樟脳を入れて割りばしなどで混ぜて溶かす
エタノールは揮発性が高いため、密封できる容器(最終的に使う容器でもいい)に樟脳を入れて、容器を振って放置、振って放置を繰り返し時間をかけて溶かすとよいです。
B液を作る
- 精製水、なければ汲み置き(グラスに水道水を入れてフタなどはしめずに12時間ほど放置)した水70mlを付属の耐熱カップに入れる
- 混合試薬を(1)に入れて、割り箸でかき回して混ぜる
- 溶ける時に吸熱作用で溶液が冷たくなり、溶けづらいので、湯煎しながら溶かす(レンチンでも)
湯煎の際には鍋に水を入れ、湯気が出るくらいまで熱してから火を止めて行ってください。
レンチンの場合は少しづつ様子を見て、温めてからじっくり混ぜて溶かすを繰り返してください。
それぞれが溶けたら完成用の容器(ご用意していただいたもの)に合わせ入れます。先に完成用の容器で樟脳を溶かしていたら、そこにB液を注いでも。
マスクと手袋は安全のためなので、必須ではありません。
樟脳の臭いが気になる方など、ご使用ください。
【調整】
溶液が落ち着くまで1日~数か月かかります。まずは毎日よく振って混ぜるを繰り返してみてください。
数日経っても不透明な結晶が固まっていて、崩して混ぜてもすぐにまた固まってしまう場合はエタノールを数滴追加してください。
逆に結晶が全然出てこない場合は、水を数滴追加してください。
気温でも変わりますので、季節に合わせて調節してみてください。
古い書物に記載されていた英文の和訳です
澄んでいれば晴れの前兆
濁った中に星が出ると雷雨の前兆
小さな点は霧や雨
大きな花弁が舞えば 冬なら雪が降り
夏ならば重い雲が空を覆う
流れるような羽根が生まれると風が吹く
底に沈んだ白い結晶は霜が降りる前触れ
細かい白い結晶が高く積もれば霜は強くなるだろう
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