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夏の間に繁茂したアオミドロ系の水草にフタをされたようになって冬を越したメダカ水槽。
ホテイソウはすっかり枯れ、さらにカラスがみんな持ち去ったので(持ち去られたホテイソウは目の前にある神社の欅の上で大きな巣となっています)、逆に細い繊維状の藻は一枚の布団のように広がっていました。
昨日は気温が高かったので、そろそろフタを開けようと、これをすっかり取り除きました。
メダカたちは元気かな?・・・・・・・!!!!
サイズがかなり大きくなっていて、一瞬ワカサギかと思うほど。
冬の間、一切、餌はやっていないのに、グリーンウォーターの栄養分はすごいです。
卵もありました!
光の当て方を変えて撮影しました。
13/26の理科室カフェは生物の日なのでメダカの卵も観察します(一人5個・・・追加可・・・をゾウリムシ水とともに、持って帰ることができます。)
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倉庫の片付けをしました。
桜の季節用にセットした「櫻色シリーズ」の在庫が出てきました。
最近は「花びら」がきちんとそろった標本はなかなかなく、また価格も上がっているのですが、この頃はこんなにきれいなものがあったんだなあ・・・
櫻色 燐寸箱仕立て
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美しい濃い目のピンク色です。
花の形が美しい標本。他にも結晶が出ていますが、小さいけれどこの結晶が一番きれいでした。
一緒に添えているのはマンガン方解石。こちらの色のほうがソメイヨシノに近いですね。ブラックライトでピンク色に蛍光します。
菫青石とのセット
そもそも、桜石は菫青石の仮晶なので、そのお話をする際にセットしたものです。
2つのアルミ管を入れてあるケースは経年でかなり汚くなっていてきちんと閉まりません。
予めご了承ください。
シトリン・・・黄水晶として出回っているもののほとんどは紫水晶を加熱したものです。
カフェのワークショップでも行っていますが、加熱で黄色~オレンジ色に変色します。
紫水晶は、珪素イオンの一部が鉄イオンに置き換わった部分がカラーセンターとなり紫色以外を吸収するために紫水晶は紫色に見えるのですが、加熱すると、まずこの結晶の歪みが修正されて色が消えます(白くなる)。
このお話はまた今度。
こうして加熱した紫水晶は加熱によるクラックがキラキラして、きれいな黄色い水晶になります。
これに対して、天然の黄水晶はあまりきれいではありません。
ちょうど今、ウニのプルテウスの餌(キートセラス)を培養しているのですが、その色にそっくり(笑)
でも、天然の黄水晶も1つ持っておくと、加熱黄水晶との違いがわかるようになると思います。
色の個体差が大きいので個別指定で販売します。
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