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きらら舎のおちゃけ会

研究者さんや職人さんに憧れながらも、興味の対象が多すぎて、やりたいことがたくさんあって、その結果、何のプロにもなれませんでした。

今では「みなさんの好奇心の扉を開くドアガール」な~んていって活動をしています。

しかし、やっぱりプロの話もみんなに届けたい!・・・・・ということで、研究者さん、作家さん、職人さん、カメラマン、ミュージシャン・・・何かのプロを招いてお話を伺う会です。

 

気軽にお茶を飲みながらご参加くださいということでお茶会・・・といいたいところですが、夕刻にお茶など飲んでいられない!ということでお酒飲みながらの参加でもOKの「おちゃけ会」と名付けました。

 

また、お話終了後、希望されればそのままプロを囲んでの呑み会となります。

※ 閉店後の呑み会に参加される方は自分の飲み物・食べ物は同じマンションにあるセブンイレブンか向かいのまいばすけっとで調達してください。きらら舎からの提供はありません。参加費用もいただきません。

※ プロの希望によって日本酒やウィスキーと氷河の氷などを用意します。味見したい方へは実費にてお分けします(当日、金額表記があります)。

 


 

5月5日(金・祝) ボルボックスの会

お話をしてくださるプロ:野崎 久義 先生

野崎 久義 先生について

東京大学理学系研究科 生物科学専攻 多様性起源学研究室(野崎研)を主宰し、現在東京大学と国立環境研でボルボックスの仲間の研究を継続されています。

淡水藻類の分類学的研究、ボルボックスの仲間を用いた多細胞化と性の進化の研究、全世界的調査によるボルボックスの多様性と進化化、真核植物の大系統と大進化植物の新概念の構築などの研究をされていました。

2012年には日本各地から得たボルボックスの培養株を用いて、有性生殖を誘導する方法論を確立することに成功されました。さらに、それら日本のボルボックスが2つの新種であることを明らかにされました。

国立環境研究所等で保存されているボルボックスの株に野崎先生の名前が付いているものも少なくありません。

 

ボルボックス/きらら舎

 

 

今回の内容

ボルボックスってどんな生物なのかその魅力をお話していただきます。
また、「なぜ研究者になったのか」「なぜボルボックスなのか」。そして、研究の日々の中で嬉しかったこと、大変だったことも聴いてみましょう。

ボルボックスを知らない人は、これを機に興味を持って観察してみてください。

研究者さんってどんなことをしているのか知りたい人はきっと興味深い時間と
なることでしょう。

わたしも図鑑で淡水藻類に属すボルボックスが鞭毛を持って移動し、性があり、精子と卵で耐久卵(正しくは接合子)ができるということを知った時はとても驚きました。

ボルボックスって奥深いのです!

 

 

参加方法

(1) カフェ参加(きらら舎生物部員優先)

(2) リモート参加  >>ご予約

(1) はきらら舎生物部FaceBookグループで希望を募ります

 

 

 

リモート参加申し込みされると・・・・・

  1. ボルボックスが必要な方は4月30日(日)までに参加費用を振り込んでください(複数人で参加の場合も1台のPCなどでつなぐ場合は1名分でOKです。)
  2. ボルボックスは限定10名に試験管に入れたVolvox.aureusを送ります。ボルボックス不要の方は5月3日(水)中にご入金ください。
  3. 5月3日(水・祝)の 16:00から30分ほどプレ勉強会をzoomで行います
    zoomが初めての方はご都合がつけばご参加ください。
    また、参加を悩んでいる方もプレ勉強会には参加できるようにしました
    16:00~16:30
    Zoomミーティングに参加する
    https://us06web.zoom.us/j/86261219280?pwd=LzZiTStBMHlGK1VFMGNxUmRoeVAxZz09
    ミーティングID: 862 6121 9280
    パスコード: 712135
  4. 5月4日(木)までに野崎先生に質問したいことがあればこのページのコメント欄から送っておいてください(個人情報は書かないようにしてください)
  5. 5月5日(金・祝)17:00開始 17:45終了予定
  6. 一旦zoomは終了しますが、その後、18:30から呑み会会場にzoomをつなぎます(リモート呑み会のIDとPWは17:00からのzoomのチャットに記載します。
  7. 対応はきらら舎さとうかよこと生物部スタッフが行いますが、途中で水槽を映したり、店内をうろうろ中継したりします。お茶・お酒を用意して一緒に吞みながらお楽しみください。
  8. 呑み会中継は19:00終了予定です(が、だらだらとつないでいるかもしれません)。
  9. 皆さまのご参加、先生へのご質問、お待ちしております。

About the Author

かよこ さとう ()

Website: https://kirara-sha.com/

16 Replies to “おちゃけ会/第一回はボルボックスの会”

  1. 地元で採取したボルボックスを培養しています。
    残念ですが、ちょっと遠いので、リモートで参加したいと思っています。

    1. 加藤さま

      ご連絡ありがとうございます。
      詳細整えて、リモート参加募集開始しましたらFaceBookにもリンク書きます。
      よろしくお願いします。
      野崎先生へのお支払いがあるので参加費用がかかります。
      ¥1650くらいの予定です。
      ボルボックスの配布はやめました。

  2. こんにちは。
    ボルボックスの生命力に魅せられている、研究者になりたかったただの素人です。
    カフェに是非参加したいです。

    ボルボックスも送っていただけるなど、魅力満点で驚いていますー

    どのように申し込めばいいのか、教えてください。

    1. 櫻井さま

      ご連絡ありがとうございます。
      ボルボックス配布はやめることになりそうです。
      が、野崎先生のお話は絶対楽しいし、他では聞けないのでぜひ!です。
      一か月くらい前に紹介ページに申込リンクをはります。
      先生へのお支払いなどがあるので参加費用は¥1650くらいを予定しています。
      参加者が多そうだと安くなります(笑)
      よろしくお願いします。

  3. SAYAさん
    すみません、Facebookから飛んで来ましたが、リモートの予約の仕方が分かりません。

      1. SAYAさん、
        たびたび申し訳ありません。
        申し込みはできたようですが、zoomでの参加のため、店頭でのお支払いができません。
        他の支払い方法はありますか?

      2. SAYAさん、
        解決しました。
        メールで振り込みの案内が来ました。
        そういう仕組みだったんですね。
        お騒がせしましたm(_ _)m。

  4. 初めまして。
    クラゲ、藻類、深海生物等あらゆる生物に興味がある高3の娘が是非Zoomで参加したいと言っておりますが、参加可能でしょうか?

    1. もちろんです!
      参加お待ちしております。
      このたびはおちゃけ会/ボルボックスにご予約ありがとうございました。
      ボルボックス付きも、店頭受取で事前にカフェで受け取られる場合は550円引きとなります。
      ご利用ください。
      きらら舎 さとうかよこ

  5. 明日はよろしくお願いいたします。
    質問したいことですが、
    ●ボルボックスを飼育する方法…調べるといろいろありますが1番おすすめの方法を知りたいです
    ●ボルボックスを探すときのコツが知りたいです

    1. 質問ありがとうございます。
      野崎先生へ転送しております。今日、回答してくださると思います。

      一つだけ。
      V.aureusとV.carteriは培養環境が異なります。
      個人的にはカルテりはかなり難しいと思います。
      恐らく、研究室などを経て譲渡されるものは単離してオスかメスだと
      思われます。混合したものより、消滅が早いようです。
      オーレウスはホモタリックなので、その点、丈夫なのでしょうか。
      あと、カルテりはオーレウスより温度も輝度もpHも高い必要があります。
      オーレウスより難しかったのは、オーレウスの環境で培養したからだと感じました。

      1. 返信先、間違えたかもしれません。失礼しました。
        昨日はご参加ありがとうございました。
        トラブルでバタバタで申し訳ありませんでした。

  6. かなり長いですが、質問を送ります。
    私は、北海道の高校で理科の教員をしています。いくつか、質問が有ります。
    私は、北海道の水田で採取したボルボックスを、数年に渡って培養しています。培地は、水道水に塩素中和剤のハイポと草花用の液体肥料(ハイポネックス4,000倍希釈)を加えて低温殺菌(60℃で45分)した物を使っています。タイマーで朝6時から夜8時まで、蛍光灯をつけて、ヒーターで加温(30℃)しています。植え継ぎしなくても、半年以上大丈夫ですが、数ヶ月経過すると、底の方が濁って来るので、菌類が同居しているのだと思います。同居している菌類の同定はしていません。
    昨年、ボルボックスの株(カルテリ♀・♂など)をいくつかいただく機会に恵まれて、同様に培養したのですが、うまく行きません。
    私は、ボルボックスの長期培養と菌類の同居に関係があるのではないか、培地にビタミンB群を添加していない事と関係あるのではないかと、考えています。
    そこで、
    ① ボルボックスを純粋培養する場合、ビタミンB群の添加は、必須なんでしょうか?
    ② ①純粋培養にビタミンB群が必須だとしたら、ボルボックスと菌類が共生することによって、ビタミンB群の添加が必要なくなるという可能性は有るでしょうか?
    ③ ②の可能性があるとしたら、うまく培養出来なかった株(カルテリ♀・♂など)に、共生菌を加えることで培養できるようになる可能性は有るでしょうか?
    また、
    ボルボックスを長期に培養していると、フラスコの底に親群体のかけらが残っているのが見られます。小さなかけらでも鞭毛を使ってクルクル回っているもがあり、ほぐれて細胞1個で回っているものも見られます。中には、細胞1個で回っているものが培地全体に見られるフラスコも出てきます。アポトーシスしそこねた細胞なのか、脱分化したのか、そのような生活環があるのか、コンタミなのか、分かりません。
    そこで、
    ④ ボルボックスが単細胞で出現することはあるのでしょうか。
    以上、よろしくお願いします。

    1. 昨日はありがとうございました。
      質問は先生に渡してあったのですが、培養のプロではないようです。
      ビタミンは必須みたいですね。
      あと一つだけ。
      V.aureusとV.carteriは培養環境が異なります。
      個人的にはカルテりはかなり難しいと思います。
      恐らく、研究室などを経て譲渡されるものは単離してオスかメスだと
      思われます。混合したものより、消滅が早いようです。
      オーレウスはホモタリックなので、その点、丈夫なのでしょうか。
      あと、カルテりはオーレウスより温度も輝度もpHも高い必要があります。
      オーレウスより難しかったのは、オーレウスの環境で培養したからだと感じました。

  7. メールの方に連絡してしまい、すぐに気づきにくいと思うので、こちらでも一応質問しておきます。

    ボルボックスの生物間相互作用について、色々聞いてみたかったです(捕食-被食、性フェロモンなど)ボルボックスはアレロパシー効果などはあるのでしょうか?

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