エチオピアオパールについては、今、執筆中の本に書いているのですが、それの写真用に心当たりの海外業者数名に発注をしました。
わたしが販売し始めた頃は、まだ流通量も少なく、しかも安価でした。
こんなにきれいなのにこんなに安くていいのかなあ(オーストラリアオパールと比較しての感想)と思っていました。
エチオピアのオパールは1993年に市場に出回り始め、その前にはエチオピアではチョコレート色のコモンオパールしか採れなかったのです。
エチオピアの首都から北東に160km、標高2450mの高原地帯で発見されて、採掘がはじまりました。
最初はロバでしか運べないような山路で採集地まで行って、数名で採掘をしていました。水害で山路が通れなくなったこともありました。
その後、人気が出てきたため、エチオピア政府が乗り出しました。この話は以前のノートに書いています。
最初はこのオパールの加工は主にインドで行っていました。しかし、ラフ(未加工の原石)での輸出が政府によって禁止されてしまったのです。さらに人気が出て、人気がでれば価格はあがります。
その後どんどんと価格急騰し、コロナ、戦争、円安といろいろな打撃にあって、細々とやっているきらら舎は、一旦ノックダウンしていました。
今回、再び立ち上がり(笑)
輸入開始しました・・・・・と、いうのも、ラフで持っていた業者さんから継続して購入できることになったためです。
まずはカフェで販売します。
遊色を写真で見せることがとても困難なためです。今後は1つずつ写真を撮影してアップしていきますが、カフェで買っていただいたほうが割安です(撮影、アップ、発送の手間がないため)。
ランクが混ざっているので個別に価格をつけてあります。
たとえば、左のもの。レモン色の地にキラキラと強い煌めきがあります。赤色の煌めきが特に強く、グリーンなどの色も踊っています。
真ん中のタイプは透明度が高く、青色が濃いもの。
右のものは乳白色に青い色が拡がり、そこにいろいろな色が煌めきます。
このほかにも透明がとても高い中に色が浮かぶものなどがあります。
また、
母岩部分を削りたいなあというものもあります。
これはカフェでクリーニングすることもできます(ご予約が必要です)。
AAAAランクのものは親指の爪くらいで10000円を超すものも多くありますが、今回はその半分くらい。
ランクとサイズによっては1000円以下のものもあります。2000~3000円台のものが多いです。
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