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ミジンコについては過去のノート(「ミジンコ」)に何種類か紹介しましたが、今回はオオミジンコについてノートを作っておきます。

【オオミジンコ/学名:Daphnia magna】

節足動物門
甲殻亜門
鰓脚綱 
葉脚亜綱
双殻目
枝角亜目
異脚下目
ミジンコ科
ミジンコ属
オオミジンコ

 

体調は雌で2.2−5.0mm、雄で2.0mmにも達する大型のミジンコです。
外来種で本来は日本には存在しないミジンコですが、原産国の中国から金魚と一緒に日本に入ってきたものと考えられます(タイリクミジンコも同様と考えられます)。

殻は黄色半透明、あるいは淡紅色で、殻表面に網目模様があります。
よくにたミジンコにタイリクミジンコという種類があります。区別の仕方は「タイリクミジンコ」のページをご覧ください。

 

オオミジンコ/きらら舎

 

◆飼育

きらら舎では5~8Lくらいの発泡スチロールの箱に網戸の網を張ったフタをした容器にて屋外飼育をしています。エアレーションなしです。

室内でも、エアレーションなしの壜で十分に飼育ができます(バケツなどの水深のある大きな容器では弱いエアレーションが必要となります)。
容器が小さいと温度変化が大きくなるので、そこだけ注意が必要です。

飼育温度は10℃~30℃。ミジンコ全般の説明のページでは「適正なのは20℃~25℃」と書いていますがオオミジンコは丈夫なので10℃~30℃の範囲で急激な温度変化がなければ飼育できます。
また、ミジンコ全般の説明のページでは「水質はpH7~8の範囲で。」と記載していますが、オオミジンコはアルカリ水域を好むのでpH8を少し超えても(pH8.5でも)大丈夫でした。

直径10cm程度の容器にカルキ抜きした水を水深7~8cmほど入れ、クロレラやミジンコ培養水を少量加えます。

クロレラがない場合はペットボトルに培養土を1cm程度入れて、そこにカルキ抜きした水を入れてフタをしめ、陽があたる場所に数日置いておいた水を使います(温度の確認は忘れずに)。

ペットボトルではなく、直に飼育容器でこの環境を作ってもよいです。その場合、ミジンコを入れる時の水温に注意してください。

手っ取り早く、飼育容器をセットしたい場合は、強力わかもとやエビオス錠を粉にした(カッターなどで削る)ものを餌として使用します。

 

ミジンコは殖えすぎて酸素不足になると体内でヘモグロビンを作って低酸素を乗り越えます。つまり、体内にヘモグロビンを増やすことで、少ない酸素を効率良く取り込めるというわけです。

で、オオミジンコですが。

きらら舎培養のオオミジンコのうち、オーストラリア産は赤いんです。

もともとオオミジンコは半透明黄色のものから淡紅色のものもいて、オーストラリア産は紅色が濃いようです。

酸欠かと思って容器を増やして希釈しましたが変化はなかったので、これで普通なんだと思います。

 

ミジンコは販売をしているほか、理科室カフェや生物部体験で差し上げています。

Categories: 生物・植物室

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かよこ さとう ()

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4 Replies to “オオミジンコ”

    1. 錠剤のクロレラは与えたことがないのでわかりません。
      申し訳ございません。
      推測ですが、難しいと思います。ゾウリムシくらいなら丈夫なのでいけそうだと思います。
      グリーンウォーターはカンタンに作れるのでそちらのほうが安心です。

  1. 最近オオミジンコを購入しの培養しておりますが爆殖といっていいほど増えております。
    ただ親ミジンコが消滅してしまいました。
    このまま継続していれば親ミジンコは増えていくのでしょうか。
    ご教授お願い申し上げます。

    1. わたしも生粋文系人間の素人培養なので、何とも言えませんが、子供ミジンコがいればいずれ大きくなるので問題ないかと思います。
      さらに環境悪化で全滅しても、そのまま放置していると(蒸発した分の水は足してください)ある日突然、耐久卵が一斉に孵って賑やかになったりします。

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