(今年は少し早いですが)タマクラゲとムシロガイの季節となりました。
きらら舎生物部(FaceBookグループ)にてタマクラゲ実験をします。
ご参加お待ちしております。
まずは飼育してもらって、6月に実験をしたいと思います。
タマクラゲのポリプは生きたムシロガイの殻の上でしか生きていくことができません。
貝殻から剥がして飼育することにはまだ誰も成功していません。付着している貝が死ぬと、ポリプはクラゲを放出して死にます。
クラゲ芽はヒドロ根から直接に生じ、短い柄の先に卵形のものが付いたような形で発生しをしています。発達するとクラゲとして遊離します。
これを利用してまず、殻から取ったポリプがどうなるのかを実験します。一昨年はヒドロ根を伸ばし、そこからクラゲ芽を出してクラゲを遊離した後にポリプは消滅しました。
さらに光周期に応じて毎日放卵放精を行うことがわかり、さらに卵が透明で発生の観察に適していることから、生理学的研究や教材としての利用も考えられているようです。
そこで、エダアシクラゲでやったように光周期で放精放卵をさせてみたいと思います。
一昨年のノート
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